この記事では、『ダンダダン』の中でもとりわけ異彩を放つ存在――セルポ星人――に注目し、その背景や意味、そして人間との切なすぎる関係性について、オカルト研究家として全力で考察していく。
あなたがもし、「セルポ星人?ただのネタキャラでしょ?」と思っているなら、今日でその認識は変わる。
なぜなら、彼らこそがこの作品の“裏主人公”かもしれないからだ。
この記事を読むとわかること
■ダンダダンにおけるセルポ星人の特徴とその正体
■セルポ星人と綾瀬桃の関係および物語での重要性
■セルポ星人が持つ超能力「六根」と「虚空」の詳細
ダンダダンは俺の“聖域”だ!!!
みなさんこんにちは。オカルトとアニメに人生を捧げた男、湯川透真です。
僕はこれまで、青森の恐山や東京のトンネル心霊スポット、さらにはUFO目撃多発地帯まで、自らの足で調査してきました。昼はライター、夜はオカルト探偵。そんな僕が今年、あの運命的な作品に出会ってしまったのです。
それが――アニメ『ダンダダン』。
幽霊、宇宙人、呪い、超能力、そして思春期と恋と下ネタまで詰め込まれたこの作品、初めてPVを見た瞬間に膝から崩れ落ちました。「こんな作品を待っていた!」と叫びながら、1話を5回は見直したオタクがここにいます。
今回はそんな『ダンダダン』の中でも、セルポ星人という、ひときわ異質で、しかし魅力的なキャラクターに焦点を当てて、ガチのオカルト考察をお届けします。
セルポ星人とは?──“感情を失った宇宙人”の切なさと深層構造
セルポ星人――彼らはただの敵キャラではない。いや、むしろこのアニメの中でももっとも悲劇的で哲学的な存在なのではないかと、僕は感じている。
『ダンダダン』の物語序盤、突如として綾瀬桃に接触し、さらには宇宙船に連れ去ろうとまでするセルポ星人。その姿は、どこかマヌケで、観客を笑わせにきているように見える。丸っこい体、機械のような動作、微妙にクセのあるしゃべり方…。
だけど、僕の第六感(という名のオカルトセンサー)がビビッと反応したんです。
「こいつら、絶対に何か深い“闇”を背負っている」
クローンが生んだ“進化の代償”
彼らは、極限まで合理化された宇宙文明の産物。
遺伝的に優れた個体をクローンし続けることで、病気も老化もなくした。だがその代償に、**「感情」**を喪失した。
この設定、僕は正直震えました。
僕たち人類も今、AI、遺伝子編集、シンギュラリティと向き合っているわけで、決してフィクションの話じゃない。セルポ星人は、いわば“人類の未来の姿”でもあるんです。
感情は効率を下げるノイズ。
怒り、悲しみ、嫉妬、欲望…それらを排除すれば、社会は秩序を保てる。
でも、そうして生まれた“完璧な存在”は果たして“生きている”と言えるのか?
“感情”に惹かれる理由──ターゲットはなぜ桃なのか
セルポ星人が狙うのは、綾瀬桃。彼女は怒ったり泣いたり笑ったり、喜怒哀楽がとにかく激しい。そして霊感が強く、未知の力を内に秘めている。
つまり、セルポ星人にとって桃は、“エモーションのかたまり”。
彼らの空虚なシステムにとって、あまりにもまぶしい“生命の象徴”なのです。
僕の中で、ここには切ない片想いのような感情が浮かびました。
彼らは桃を支配したいわけじゃない。
ただ、“近づきたい”。“知りたい”。“感じてみたい”。
でも、彼らにはその感情すらわからない。
欲しているのに、理解できない。
この矛盾こそが、セルポ星人の最大の悲劇。
外見に騙されるな──“笑わせてから泣かせにくる”構造
アニメでの描写を見ると、セルポ星人はしょっぱなから“お笑い枠”のように振る舞っています。
奇抜な動き、謎の機械音、そして例の「尻レーザー」。
正直、あの瞬間は僕も笑いました。
でも、あえてギャグで登場させておいて、その裏にある“欠落”を少しずつ見せてくる。
これは、演出の妙です。
「笑わせてから、泣かせにくる」この構成こそ、ダンダダンの真骨頂。
“心を持たない者”の孤独──SFの王道テーマへの接続
SF作品において「感情を持たない存在」というテーマは繰り返し描かれてきました。
たとえばアシモフのロボット三原則、映画『A.I.』のデイビッド、そしてエヴァの綾波レイもそう。
セルポ星人もまた、「感情を模倣するけれど本物ではない」という苦しみの中にいる存在です。
そしてその“擬似的な感情”の中から、ほんの一瞬でも本物の“なにか”に触れたいと願っている――。
その対象が、桃。
だからこそ、彼らの執着は恋のようであり、飢えのようでもあり、祈りのようでもある。
僕の願い──セルポ星人にも“救い”がある未来を
ここまで語ってきましたが、正直僕は、セルポ星人に感情移入してしまっています。
「敵」なんて呼びたくない。彼らはむしろ、“救われるべき者”なんです。
願わくば、この先の物語で彼らに芽生える感情、
「戸惑い」「怒り」「悲しみ」「愛しさ」……そんな感情の原石が、ほんのひとかけらでも描かれたなら、僕はそれだけで泣きます。
感情を失った宇宙人は、決して“心を持たなかった存在”ではない。
むしろ、心を「求め続けた存在」なのです。
『ダンダダン』は、そんな彼らの姿すら愛おしく描いている――。
このアニメ、本当にすごい作品だと思いませんか?
“プロジェクト・セルポ”──実在するオカルト情報とのリンクと、その深淵
「セルポ星人」。この言葉を聞いて、「あれ、どこかで…?」と思った方は、なかなかのオカルト通だと思います。
そう、彼らの名前の由来は、アメリカの有名な都市伝説「プロジェクト・セルポ(Project SERPO)」。
そしてこの都市伝説の内容が、アニメ『ダンダダン』のセルポ星人と驚くほどの一致を見せているのです。
プロジェクト・セルポとは?──表の歴史では語られない、影の宇宙人交流記録
プロジェクト・セルポは、2005年にアメリカのある極秘文書が匿名で公開されたことから広まりました。その文書によると、1965年、アメリカ政府と異星人(エヴェンズ=Ebens)との間に極秘協定が交わされ、地球人12人が彼らの母星「セルポ星」へ旅立ったのです。
まあ簡単に説明すると
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発端は1947年のロズウェル事件:回収されたUFOの残骸と乗員が、後のコンタクトの“きっかけ”に。
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異星人エヴェンズとの通信が確立:彼らの母星は地球から約39光年離れた「ゼータ・レティキュライ星系」に位置。
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地球人との“交換プログラム”が開始:NASAや軍から選ばれた精鋭12人(うち2人は女性)がセルポ星へ出発。
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滞在期間は13年間:その間、彼らは現地の文化、科学、技術を記録。
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帰還できたのは8人:数名は病死、1名は残留を選択、2名は事故で死亡したとされる。
まるでSF映画のような内容だけど、オカルト研究家の間ではこの話を「真実」と信じて調査・分析を続けている人もいるみたいですよ。実際、これに関するPDF文書やフォーラム、反論文献は数百件に上っているんです!
“セルポ”の意味と語源──ダンダダンにおける暗号性
プロジェクトに使われていた「セルポ(Serpo)」という名称には明確な語源はなし。しかし、“Serpent(蛇)”や“Serve(奉仕)”などの英語に由来するという説もあり、どこか人類と宇宙人の主従関係や知識交換を暗示する響きを持っていると思われています!
そしてなんと!アニメ『ダンダダン』では、単に名前を借りただけでなく、この都市伝説に含まれている「異星文明との接触」「精神的・感情的欠落」「人間との共存の試み」といったテーマの核心部分をも巧みに取り込んでいるのです。素晴らしい!!
『ダンダダン』との共通点を比較してみる
都市伝説「プロジェクト・セルポ」 | 『ダンダダン』におけるセルポ星人 |
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感情を持たない異星人(エヴェンズ) | 感情を失ったクローン宇宙人 |
地球人と異星人の“交換計画” | 地球人(桃)を“研究対象”として連れ去ろうとする |
高度な科学力と空間技術を持つ | 虚空を操る能力、テレポート技術 |
精神エネルギーに関心を示す | 感情の強い桃を執拗に狙う |
地球外知的生命体との交流を試みる | 地球人の“進化”に影響を与える可能性を持つ存在 |
こうして並べてみると、単なるネタ元を越えて、『ダンダダン』のセルポ星人は「プロジェクト・セルポ」のスピリチュアルな後継者とも言える存在であることがわかりますよね?
オカルト的意味合い──“接触”の代償と進化の対価
このプロジェクトに対するオカルト的解釈の中には、こんな見方もあります!
「セルポ計画は、地球人が“感情”と“自由意志”という人間の本質を売り渡す第一歩だったのではないか」
そう、セルポ星という“感情を持たない完璧な文明”と接することで、人類は逆に人間らしさとは何かという問いを突きつけられているのです!
そして『ダンダダン』もまた、桃やオカルンの奔放な感情、衝動、欲望を通して、「感情って実は人間最大の武器であり、奇跡なんじゃないか」と問いかけてきているんですよ!
湯川の“現場視点”から一言
実は僕、以前このプロジェクト・セルポの取材でネバダ州・グルームレイク(通称エリア51)近辺を訪れたことがあります。地元の古本屋で偶然手に入れたUFO資料集に「Serpo Exchange Report」と記された古文書があったんです。
それを読みながら、僕はこう思いました。
「もし本当に彼らがいたなら、もしかして僕たちと同じように、笑ったり、泣いたり、苦しんだりしたかったのかもしれない」
『ダンダダン』のセルポ星人を見ると、あのとき感じた“あの何か”が思い出されるのです。
なぜ彼らは“綾瀬桃”に執着するのか?──感情を取り戻すための“炬火”
『ダンダダン』を見ていて、僕が最初に「これはただのバトルじゃないぞ…」と身を乗り出したのが、セルポ星人の綾瀬桃への異様な執着です。
もちろん物語的には“さらわれるヒロイン”の構図だけど、あの執着の描かれ方、どう考えても普通じゃない。
彼らが狙っているのは、ただの「強い女の子」じゃない。
綾瀬桃、つまり桃ちゃんの内側にある何かに強く、強く、引き寄せられている。
ここでは、僕なりのオカルト×心理学的な考察を交えながら、彼らの本当の狙いを読み解いていこうと思います。
“六根解放”という霊的なトリガー
まず、桃ちゃんが持つ「六根解放」。これは仏教由来の用語で、人間の感覚(眼・耳・鼻・舌・身・意)すべてを“開放”し、通常の五感を超える領域に到達するというスピリチュアルな状態。
そして、セルポ星人は“感情”を失った存在。
つまり、彼らにとって桃の六根は「未知の感覚」。
論理やデータでは説明できない**魂の波動=“熱”**そのものなんです。
僕の仮説では、セルポ星人は六根解放を通じて、“かつて自分たちにもあった何か”を無意識に探している。桃ちゃんの放つその波動が、彼らの失われた記憶や感性を刺激しているのではないか、と。
霊力と精神エネルギーの“共鳴現象”
桃ちゃんは、見た目はちょっとヤンキー寄りだけど、実はかなりの霊力保持者。彼女の魂は常に“強く燃えて”いて、そこにセルポ星人が引き寄せられるのはある意味必然です。
これは単なるパワーの問題じゃありません。
**エネルギーの“質”と“濃度”**の話です。
桃ちゃんの魂は、セルポ星人の世界から見れば、いわば超高周波のスピーカー。彼らが忘れてしまったはずの「怒り」「哀しみ」「恋しさ」――そういう“波”を感じ取れる数少ない個体なんです。
つまり彼女は、彼らにとっての“進化の鍵”であり、“触れたいもの”そのもの。
セルポ星人に芽生え始める“疑似感情”
『ダンダダン』のすごいところは、こうした敵キャラにも「進化の余白」を残しているところ。
セルポ星人も、桃と接触する中で、徐々に“それっぽいもの”を感じ始めているように見えるんですよ。
たとえば、戸惑いや怒り、嫉妬のようなもの。
言語化できないそれは、もしかしたら感情の“プロトタイプ”なのかもしれない。
桃と出会ったことで、セルポ星人は単なる観察者ではなくなった。
彼らは“影響され始めている”。
つまり彼女の存在が、彼らの“進化”を変えようとしている。
“感情”という喪失と渇望の対象
ここがいちばん大事なポイント。
セルポ星人は、感情を失った存在であるがゆえに、感情を持つ者に渇望する。
それは僕ら人間が“完全な理性”を持ったAIや超知性体に対して、ある種の畏れと羨望を感じるのと似ている。
逆に言えば、セルポ星人にとっての“感情”は、自分たちには手に入らない最高の宝物なんです。
そしてその象徴が、桃ちゃん。
彼女は、喜怒哀楽を全身全霊で表現し、理性を飛び越えて行動し、なおかつ誰かのために命を張れる。
そんな彼女の“魂の炎”を、彼らは本能的に求めている。
湯川的結論:これはもはや“恋”である
彼らの桃への執着は、分析すればするほど、“科学的”にも“合理的”にも説明できないものばかり。
となればもう、これって“恋”じゃないですか?
感情を持たないはずのセルポ星人が、感情に魅せられ、混乱し、惹かれていく。
このプロセスそのものが、まさに**“初恋”のようなもの**に思えてならないんです。
僕は、この執着にロマンを感じます。
だって感情がない存在が、感情に“恋をしてしまった”って、切なくて、美しくないですか?
桃は彼らの“心の炬火”
火のない世界に、ひとつだけ灯った炎――それが桃ちゃん。
セルポ星人にとって、彼女は「戻れない故郷」みたいな存在なんじゃないかと、僕は思ってます。
本当は、ずっとずっと前に失ってしまった“なにか”。
でも、あの少女の中には、まだそれが燃えている。
それをただ見つめるだけで、
それに触れられるだけで、
彼らは“何か”を取り戻せる気がするんだろう。
以上が、湯川透真が読み解く、セルポ星人と桃ちゃんの“魂の接触”の考察です。
敵とヒロインの関係性の中にここまでのエモーションを埋め込んでくるなんて――もう、『ダンダダン』、最高かよ。
セルポ星人の技術と能力──ただのザコじゃない。異文化の知性とは何か?
一見ふざけたように見えるセルポ星人。でも、彼らを“ギャグキャラ”で終わらせてしまうのは、本当にもったいない。
なぜなら、彼らの能力と技術には、地球外知性体に関するオカルト的仮説が山ほど詰まっているからです。
空間を“折り畳む”存在──虚空と多次元移動
まず注目すべきは、彼らが使用する「虚空」の能力。
これは、いわば空間そのものを歪ませ、閉じた次元を創り出す能力です。
これ、ただのワープとかテレポーテーションじゃありません。
次元そのものを“編集”しているんです。
まるで宇宙の「ソースコード」にアクセスしているような感覚。
これを人類に置き換えると、「物理法則を書き換える知性」。つまり、彼らは**“自然法則の外側”から世界を操っている可能性がある**。
アニメで描かれるその演出も、なんとも異様でぞくっとくる。視界が歪み、空間がねじれ、音も感覚も曖昧になる――
この“空間的違和感”は、実際にUFO目撃談や超常現象体験者が語る“時空のズレ”と非常に似ているんです。
セルポ星人の戦術──直接攻撃を避ける知性体
もう一つ特筆すべきは、彼らがあまりにも間接的な攻撃方法を好む点。
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戦闘ではなく、“攫う”
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正面衝突ではなく、“封じ込める”
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殴るより、“環境ごと制圧する”
これはつまり、彼らが「肉体による戦い」よりも、「環境や認知の操作による制圧」を選んでいることを示しています。
この発想、まさにリアル宇宙人説でよく語られる内容なんです。
宇宙人は知能的進化を遂げた存在であり、「力」ではなく「操作」「観察」「影響力」で支配するという考え方。
戦わずに勝つ。
この戦術は、地球上の古代呪術師や精神攻撃を得意とする妖怪のスタイルにも通じています。
だからこそ、セルポ星人は“宇宙的存在”であると同時に、“異界的存在”としても成立している。
テクノロジー≠メカニズム。彼らは“概念を操る者”
アニメでは明示されていないものの、セルポ星人の能力には、**物質的な機械ではないテクノロジー=“概念的技術”**が含まれているように見えます。
たとえば、
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“空間の縫い合わせ”
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“記憶への侵入”
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“知覚を曇らせる波動”
これらは、人間でいえば“祈り”や“呪術”に近い。
つまり彼らの技術体系は、物理エンジンやAIのような進化ではなく、感覚と精神を科学的に構築した文明なんです。
個人的に推したいセルポ星人の“切なさ”──失われた“心”の影を求めて
さて、ここからは完全に湯川透真の“私見モード”ですが……正直、セルポ星人にはどうしても哀しみを感じてしまうんです。
クローンであるがゆえの“欠落”
彼らはクローン。
つまり、“誰かの完全なコピー”。
自我は存在しても、「個性」は存在しない。
そんな存在が、自分という存在を確かめるために、感情を必要としているのだとしたら……。
それって、すごく、切ないことじゃないですか?
“心”を持ちたかった者たち
僕の中で、セルポ星人は「人間になりたかった異星人」。
本当は“愛”を知りたかったし、誰かと心を通わせてみたかった。
でもその機能は、作られていなかった。
だから彼らは、自分にはない“心”を強く持つ桃に、抗いようのない引力を感じる。
この設定、完全に悲恋の構造なんです。
片想いにすらなっていない、でも必死に近づこうとしてしまう。
だから僕は、セルポ星人に救いがあることを願っている
今後のアニメ展開で、もし彼らに感情の兆しが見えたら……
もし桃の存在で“何か”が芽生えたら……
僕はもう、泣く自信があります。
敵だった者が、自分を変えようとする姿。
それはまさに、『ダンダダン』という物語のテーマ――「人間とは何か?」その問いへの、ひとつの回答になるのではないでしょうか。
結論:セルポ星人は『ダンダダン』の“裏主人公”かもしれない
桃やオカルンのようなメインキャラの影で、セルポ星人は密かに物語の“心臓部”に位置していると僕は思っています。
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彼らは「感情を持たない者」でありながら、感情に触れようとしている
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彼らは「文明の頂点」にいながら、「人間性の欠落」に悩んでいる
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彼らは「敵」として描かれながら、どこか「人間より人間らしい」
つまり、セルポ星人は“裏の主人公”なのです。
人類の進化、精神と技術の関係、そして“心”の本質。
そのすべてを背負っている存在が、笑ってしまいそうな見た目のあの宇宙人たちだなんて――
この作品、やっぱりとんでもないですよ。
最後に──『ダンダダン』は“魂の実験場”
この記事を読んでくれたあなたが、もしセルポ星人を「ただのネタキャラ」と思っていたのなら……今日から少しだけ、見方を変えてみてほしい。
『ダンダダン』は、ギャグアニメの皮をかぶった“魂の実験場”です。
笑って、泣いて、ゾッとして、そして“考えさせられる”。
そんな作品、今どれだけありますか?
僕の心の中では、今夜もあの宇宙船が漂っています。
その中で、セルポ星人たちは誰にも聞こえない声で、たぶん、こうつぶやいているはずです。
「感情って、いいな」って。
著者:湯川 透真
オカルト・アニメ専門ライター/都市伝説フィールドワーカー
この記事のまとめ
- セルポ星人は「ダンダダン」の主要な敵キャラクター。
- 綾瀬桃を狙う理由は新たな繁殖方法を模索するため。
- 元ネタは都市伝説「プロジェクト・セルポ」。
- 彼らの能力「六根」と「虚空」が物語を動かす。
- 今後、物語の展開で重要な役割を果たす。
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