セルポ星人を演じるのはゾロの声優・中井和哉!『ダンダダン』で炸裂する異色キャラの魅力とは?

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2024年の秋アニメ『ダンダダン』で登場し、視聴者に強烈なインパクトを残したのが「セルポ星人」です。

奇怪なビジュアルと「バナナをください」のセリフで話題を呼んだこのキャラクターを演じているのは、ベテラン声優・中井和哉さん。

この記事では、セルポ星人の設定や中井さんによる多彩な演技の魅力、セルポ星人の元ネタや背景まで、徹底的に解説していきます。

この記事を読むとわかること

  • セルポ星人の設定や元ネタの正体
  • 声優・中井和哉さんの演技の魅力
  • アニメ『ダンダダン』での登場シーンと活躍

セルポ星人の声優は中井和哉さん!1人で全個体を演じ分ける圧巻の演技

『ダンダダン』の序盤から登場し、異様な存在感で視聴者を引き込んだセルポ星人

この強烈なインパクトを放つ宇宙人を、実はたった1人の声優がすべて演じ分けていることをご存じでしょうか?

その声優こそ、『ONE PIECE』のロロノア・ゾロ役で知られる中井和哉さんです。

セルポ星人のキャラ性に合わせた声の演じ分け

アニメ『ダンダダン』では、セルポ星人は毎回3体ずつ異なる個体として登場します。

それぞれに性格や口調、目の色や体格にまで違いがあり、当然ながら声のトーンやニュアンスも異なります

例えば、穏やかな声のピンクの目の個体、高い甲高い声の緑の目の個体、低く重々しい声の青い目の個体など、そのバリエーションは実に多彩です。

中井さんはそれらを完璧に演じ分けており、ひとりで複数のキャラが会話しているようにしか聞こえない巧みな演技力が光ります。

「セルポ星人A〜F」すべてを担当した中井和哉の凄み

第1話に登場したセルポ星人A・B・C、そして第8話に登場したセルポ星人D・E・F。

この6体すべてを中井和哉さんが一人で演じ切っているのです。

実際にエンディングクレジットには「セルポ星人A〜F」と名前が並んでおり、すべて中井さんの名が記載されています。

本人も収録後に「これ別なんですか!?」と驚いたという裏話もあるほどで、事前情報なしでも完全に演じ分けたことからも、その演技の深みがうかがえます。

この演じ分けは、ただ声色を変えるだけではありません。

各キャラの持つ感情の希薄さや、機械的な口調、人間への興味や不理解といったキャラクターの本質まで捉えて演技に落とし込んでいるのです。

中井和哉さんの多才さと声優としての懐の深さが、『ダンダダン』という作品の異質な世界観に深く貢献しているのは間違いありません。

セルポ星人とはどんなキャラクター?設定と登場シーンをおさらい

アニメ『ダンダダン』に登場するセルポ星人は、そのビジュアルと言動、そして存在意義の異様さで、視聴者の脳裏に強く刻まれるキャラクターです。

一見スーツ姿の人間のように擬態していますが、正体はペガッサ星人やダダを彷彿とさせる異形の姿をした宇宙人。

彼らは地球人をさらい、“ある目的”のために人体実験を試みます。

初登場は第1話、モモのピンチを引き起こした異星人

セルポ星人の初登場は、アニメ第1話。

霊媒師の家系で育った女子高生・モモがUFOの聖地「奈木病院」を訪れた際、彼女を拉致しようと出現したのがこのセルポ星人たちです。

擬態を解いた際の姿は、巨大な単眼、異様な口、サイボーグのような体と、生理的嫌悪感すら催す異形のデザイン

彼らは「バナナをください」という不可解な言葉とともに、モモに“ある行為”を試みようとしますが、モモが目覚めた超能力によって撃退されます。

地球人の“性器(バナナ)”を狙う理由とは?

セルポ星人が人間の性器=バナナを欲しがるのには、理由があります。

彼らの種族は雄しか存在せず、クローン技術でしか個体を増やせないという制約を抱えています。

その結果、進化が止まり、感情や生殖機能を失ってしまいました。

失った生殖機能を取り戻すために、地球人の性器を研究しようとしているのです。

さらに、人間のように感情や“性”によって変化する進化システムにも強い関心を持っており、彼らの行動は種としての存続の危機を乗り越えようとする試みに近いとも言えます。

複数個体が存在し、それぞれ個性的な性格と声を持つ

セルポ星人は単一の存在ではなく、常に3体1組で登場します。

第1話ではA・B・Cの3体、第8話ではD・E・Fの3体と、合計6体が確認されています。

それぞれの個体は、目の色、体型、声のトーン、喋り方にまで差があり、明確なキャラ付けがなされています。

穏やかな個体、嫌味な個体、妙に甲高い声の個体など、いずれも不気味で個性的。

この複雑なキャラクター性を、中井和哉さんが一人で演じていることに、改めて驚かされます。

セルポ星人の元ネタは?「プロジェクト・セルポ」とは何か

奇抜なキャラクター性とディープな設定を持つセルポ星人には、明確な元ネタの存在が指摘されています。

そのモデルとなったのが、アメリカのUFO都市伝説のひとつ、「プロジェクト・セルポ」です。

また、デザイン面でも昭和特撮ファンには懐かしい、あの名キャラたちの面影を感じさせる構成となっています。

実在するアメリカの都市伝説がモチーフに

「プロジェクト・セルポ」とは、アメリカのUFO関連の都市伝説で、1965年に米政府がUFOに乗ってきた宇宙人とコンタクトを取り、惑星「セルポ」に12人の人類を交換留学させたという説に基づいています。

このエピソードは2005年頃、インターネットを通じて急速に広まり、世界中のオカルトファンの間で話題となりました。

『ダンダダン』では、セルポ星人の出身地として「レティクル座ゼータ連星系 惑星セルポ」と設定されており、都市伝説と重なる点が多くあります。

また、原作コミックス第1巻のカバー裏にもこの「プロジェクト・セルポ」に関する言及があり、製作陣が意図的にこのネタを取り入れていることが伺えます。

『ウルトラマン』のダダやペガッサ星人とのビジュアル的共通点

セルポ星人の異様な外見も、特撮ファンにはどこか既視感があるかもしれません。

実はその姿は、『ウルトラマン』に登場する三面怪人ダダペガッサ星人を彷彿とさせるデザインになっています。

作者の龍幸伸氏もインタビューにて、ウルトラマン怪獣のデザインを手がけた成田亨氏の画集を愛読していると語っており、オマージュとしての要素が込められている可能性は非常に高いです。

特に、戦闘時に擬態を解いた姿は、巨大な目や模様、無機質なフォルムなど、昭和特撮の“異星人美学”を現代アニメで昇華させたような仕上がりになっています。

こうしたオカルト×特撮×サイコホラーの絶妙なブレンドが、セルポ星人というキャラクターの強烈な個性を生み出しているのです。

中井和哉の演技が光る他作品と比較して見える“演技の幅”

セルポ星人を演じる中井和哉さんと聞いて、「あのゾロの人!?」と驚いた方も多いのではないでしょうか。

実際、中井さんといえば硬派なイケメンキャラの印象が強く、今回のような強烈かつコミカルな宇宙人役はかなり意外に感じられます。

しかしその演技の幅広さこそが、中井さんが長年第一線で活躍してきた理由とも言えるのです。

剣豪から宇宙人までこなすベテランの実力

中井和哉さんは、兵庫県出身の声優で、もともとは地方公務員として働いていたという異色の経歴を持ちます。

25歳で声優養成所・青二塾に入所し、本格的に声優の道を歩み始めました。

代表作としては、『ONE PIECE』のロロノア・ゾロ、『戦国BASARA』の伊達政宗、『銀魂』の土方十四郎、『炎炎ノ消防隊』の秋樽桜備など、重厚で頼りがいのあるキャラクターが多く並びます。

しかし今回の『ダンダダン』では、宇宙人セルポ星人を1人で6役以上も演じ分け、高音・低音・コミカル・不気味と、実にさまざまな声色とニュアンスを見せつけています。

剣豪からサイボーグ風宇宙人まで演じられる声優というだけでも驚きですが、違和感なく成立させてしまうのが中井さんの実力の証明です。

『ONE PIECE』ゾロ、『銀魂』土方とのギャップがすごい

多くの人が思い浮かべる中井さんの代表的な役は、『ONE PIECE』のロロノア・ゾロや、『銀魂』の土方十四郎でしょう。

どちらもクールで口数が少なく、時折熱さを見せる男らしいキャラです。

一方でセルポ星人では、「バナナをください」「我々の性器を…」などというギリギリアウトなセリフを真顔で演じています。

それでいて演技は常に真剣で、決してふざけすぎることはなく、作品の世界観を壊さない“絶妙な塩梅”を保っています。

アニメ収録時には、セルポ星人6体を演じ分けたことに対し、現場で「これ別なんですか!?」と驚いたエピソードもありますが、それでも完璧に演じ分けてしまうあたり、中井さんのポテンシャルは計り知れません

シリアスからギャグ、戦闘から心理描写までこなす幅広さは、まさにトップクラスの声優と言えるでしょう。

ダンダダン×セルポ星人×中井和哉の魅力を総まとめ

『ダンダダン』という作品において、セルポ星人はただの敵キャラではありません。

作品の世界観を象徴する存在であり、視聴者の記憶に深く刻まれる異彩を放つキャラクターです。

そしてその魅力を際立たせているのが、声優・中井和哉さんの存在です。

異色キャラに命を吹き込んだ声優の力量

セルポ星人というキャラは、見た目も言動も突飛でギャグすれすれの設定を持ちながら、決して“ただの変な宇宙人”に終わっていません。

その根底にある哀しさや狂気、目的意識を、コミカルな描写の中にも滲ませているのが中井和哉さんの演技力です。

中井さんは、1人で複数のセルポ星人を演じ分け、視聴者に違和感なくそれぞれを認識させました。

これは決して簡単なことではなく、むしろ高度な技術と理解力が求められる表現です。

“セルポ星人に命を吹き込んだのは誰か?”と問われれば、間違いなく中井和哉さんの名が挙がるでしょう

今後の登場にも注目が集まるセルポ星人

アニメではすでに第1話・第8話・第9話などで登場し、ドーバーデーモンやネッシーと合体するなど、インパクトのあるシーンを次々と生み出してきたセルポ星人

しかし、まだ原作ではセルポ星人の別個体や、“セルポ6郎”と呼ばれるキャラも登場しており、今後さらに物語に関わってくることが期待されています。

そして、そのたびに再び中井さんの声の演じ分けが楽しめるというのは、ファンにとって大きな魅力です。

『ダンダダン』という作品が持つ、オカルト×青春×SFの独特なバランスの中で、セルポ星人はその核とも言える存在です。

これからアニメを観る方も、既にファンの方も、ぜひセルポ星人と中井和哉さんの名演技に注目してみてください。

この記事のまとめ

  • セルポ星人はアニメ『ダンダダン』に登場する異形の宇宙人
  • 声優は中井和哉さんが担当し、全個体を一人で演じ分け
  • 「バナナをください」の台詞で話題に
  • 種族は雄のみで、性器を求める設定がある
  • アメリカの都市伝説「プロジェクト・セルポ」が元ネタ
  • ウルトラマンのダダやペガッサ星人に似たビジュアル
  • 中井和哉さんの演技力でキャラに強烈な個性が宿る
  • ゾロや土方役とのギャップも魅力の一つ
  • 今後の再登場や“セルポ6郎”にも注目

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